Birdlandこぼれ話①

Birdlandについて、色んな下書き整理してたら見つかったものをぽろぽろ書いていこうと思います。

 

Birdland、嘘についての話。

 

前に働いていた職場に入りたてのころ、聞かれたことについてその職場での知識や経験が不足していたことで起きた認識のズレで、答えたことが結果間違ってたことがあったんだけど、

「違うじゃん嘘つき、分からないなら聞けよ、プライドが高い嘘つき女」

って糾弾されたトラウマが蘇った。

今思えば野良犬に噛みつかれたようなものだけど、当時は苦しかったなー。

 

もう1つ思い出した。最初に入った職場の話。その人は自分より数年後に入ってきた年上の男性。最初は何かやたら表面的な言葉で褒めちぎってきて、怖かったからあまり関わらないようにしていたんだけど、ある日突然豹変して、

「僕の悪口言ってますよね」「こんなことしてますよね、上司に言います」「こんな嘘を言ってましたよね」って粘着された。

もちろん全て事実無根。なんだけど、次第に自分がおかしいのか、その人がおかしいのか分からなくなってきたし、その、いつか新聞に載ることが起きるんじゃないかって、ずっと怖かった。

 

それらの経験から、人によって目に見えている世界、場合によっては住んでいる世界も違うんだろうなと思った。

そういう人と人との世界を繋ぐものが言語を始めとするコミュニケーションで、昔学んだ国語の授業で「要旨を掴む勉強」や、「言動から登場人物の心情を考える勉強」は社会で生きる上で欠かせないなと。

でも、そういう勉強を積み重ねても脳の信号1つでそういうのが意味をなさなくなるんだろうなと漠然と考えたりしてました。

 

上記2つの話、それ以外にも色々あったんだけど、全て塾業界での話。

塾業界は支配欲の強い地雷の人が少なからずいるので、通塾を考える人はほんと、見学したりその塾に行ってる人からしっかり話を聞き出して、もし通塾時にトラブルがあったら信頼できるその塾の先生に相談してほしい…。し、塾講師の道を目指す人は一人でも多くその職場で味方を作っておいてほしい…。

とまあ、私の話は置いといて。

 

ポールについても客観的に見たら嘘つきのクズ男かもしれないんだけどさ、ポールにとっての世界はどう見えていたんだろうって思うと深いなって思って。

いやもちろん普通に生活をしていて実際にポールみたいな人と関わることはないし、報道とかを見て「うわぁ…」って思うんだろうけど。

でも、作品のキャラクターとして考えると、何というか、ポールの目にはポールなりの世界が見えていて、その中の道理に則った言動をしていたんだろうなと思いました。

マーニーの件とか、マーニーの実家を訪ねる件とか、14歳とのあれこれとか。

その話も途中まで書きかけてるから、また書き上げよう。